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ZASSOU の雑想ブログ
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物流現場の「空気」を見る
― 物流企業にとって、現場は「商品」そのもの ― 物流会社の現場を訪問する機会があると、私は設備やシステムを見る前に、その現場の「空気」を見ます。もちろん、空気といっても目に見えるものではありません。 現場に一体感があるか。 現場と経営との間に大きな壁を感じないか。 会社が大切にしていることが、管理者だけでなく現場で働く人たちにまで伝わっているか。 そこで働いている人たちが、それぞれ違う仕事をしながらも、一つの組織としてつながっているか。そんなことを見ています。 これはコンサルタントとしての癖なのかもしれません。 そして私は、この「空気」は特に物流企業にとって重要だと考えています。 ■ 自社物流と物流企業では、現場の意味が違う メーカーや卸売業などの自社物流にとって、物流は事業を支える重要な機能です。 商品を正確に保管し、必要な時に必要な場所へ届ける。 そのために必要な機能と業務レベルを維持できる人材を配置する。 組織の規模が大きくなれば、当然、必要となる人数も増え、責任者に求められる能力も高くなります。しかし、自社物流にとって物流は、あくまで会
zassoukh04
20 時間前


企業の自社物流と物流企業の現場の違い
― 物流アウトソーシングで、本当に見るべきもの ― メーカー・卸売業・小売り業などが自社で運営する物流センターと、物流企業が運営する倉庫・物流センター。 商品を入荷し、保管し、必要な商品をピッキングし、出荷する。 基本的な業務だけを見れば、やっていることはよく似ています。 しかし、私はこの二つの現場は、似ているようで性質がかなり違うものだと考えています。 なぜなら、そもそも物流現場に求められている目的が違うからです。 ■ 自社物流は「自社に必要な物流」を追求する メーカーなどの物流現場は、当然ながら自社の事業を支えるために存在しています。 扱う商品、販売先、受注形態、物量の波、納品条件、品質基準なども、基本的には自社の事業によって決まります。 「この商品だけは特別な管理が必要」 「この得意先だけ納品条件が違う」 「月末になると物量が急増する」 「多少手間が掛かっても、この顧客にはここまで対応する」 こうした自社特有の事情を前提として、物流現場を作ることができます。 そのため、物流現場だけを見れば、一見非効率に思える運用が残っていることもあります。
zassoukh04
21 時間前


採用―「即戦力」という幻想
サッカーに学ぶ物流現場の人材活用 一流のサッカー選手が、どのチームに移籍しても同じように活躍できるとは限りません。 高い技術を持ち、以前のチームでは中心選手として活躍していたにもかかわらず、移籍した途端に輝きを失ってしまう。 サッカーを観ていると、そんな選手を何人も目にします。選手の能力が、突然失われたわけではありません。 チームの戦術が合わない。監督が求める役割と、本人の得意なプレーが違う。周囲の選手との連携がうまくいかない。あるいは、チーム内で十分な信頼関係を築けていない。 つまり、選手個人の能力ではなく、「能力を発揮できる環境」が整っていないのです。 そして、これとまったく同じことが物流現場でも起きています。 例えば、得点力に悩むサッカーチームが、他のチームで多くのゴールを決めていた優秀なフォワードを獲得したとします。 当然、クラブもサポーターも大いに期待します。 「これで得点力不足は解消する」「この選手なら、チームを勝たせてくれる」 しかし、その選手が以前のチームで得点を重ねられたのは、本人の能力だけによるものだったのでしょうか。 絶妙な
zassoukh04
9月2日


サッカーと組織と物流現場
私は、サッカーが大好きです。 プレイヤーとしてボールを追いかけていたのは、もう30年以上も前のこと。草サッカーではありましたが、今でも日本代表やJリーグ、欧州リーグの試合をできる限りチェックしています。ときには、昔の日本代表の試合を何度も見返すこともあります。 なぜ、これほどまでにサッカーに惹かれるのか。 もちろん、純粋に競技として面白いからです。しかし、それだけではありません。 サッカーをはじめとするチームスポーツには、会社組織を動かすうえで大切なことが凝縮されていると感じるからです。 一つの勝利に向かって、チーム全員が意思を共有する。互いの動きを理解し、連携の精度を極限まで高める。そして一人ひとりが、チームの目標を達成するために技術、身体、精神を磨き続ける。 プロの世界では、それを当然の前提としたうえで、選手たちはさらなる高みを目指します。自分を磨き、より高いレベルのチームへと挑戦していく。その中でも突出した選手が、日本代表として選ばれます。 彼らを率いる監督やスタッフにも、最高水準の戦略とマネジメントが求められます。 組織を重んじ、全員のベ
zassoukh04
9月1日


物価高時代の物流
~「止まらない物流」を実現し続けるために~ 原油価格や原材料費の高騰は、製造原価だけでなく物流費にも大きな影響を与えています。企業が増加したコストを商品価格へ転嫁すれば、消費者の負担はさらに重くなります。 しかし、賃金の上昇が物価の上昇に追いつかなければ、消費者が受け入れられる価格には限界があります。 需要が落ちれば販売数量が減少し、一つの商品が負担する固定費は増加します。その結果、さらなる値上げが必要になるという悪循環に陥りかねません。 では、このような時代に求められる物流とは、どのようなものでしょうか。 その答えの一つは、コストを抑え、持続可能な「止まらない物流」をつくることです。 □「コストを抑える」とは何か 物流コストを抑えるというと、運送会社への値下げ要求や人員の削減を思い浮かべるかもしれません。しかし、それだけでは物流現場を疲弊させ、ドライバー不足やサービス品質の低下を招きます。短期的に費用が下がっても、長期的には物流が止まるリスクを高めることになります。 本当に必要なのは、物流に携わる人の利益を削ることではなく、物流全体に存在するム
zassoukh04
8月24日
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