「楽しむ」
- zassoukh04
- 2024年2月5日
- 読了時間: 6分

プロサッカー選手の小野伸二さんが昨年引退しました。
私は彼のプレイが大好きでした。とにかく「サッカー大好き!」が伝わってくる彼のプレイは、観てるコチラも楽しくさせてくれました。
そんな彼の人生のモットーが「楽しむ」。
決して経済的な余裕はなかったであろう、大家族の中で育った彼は、誕生日にプレゼントされたサッカーボールに夢中になり、一人、空き地でずーっとボールを蹴っていたそうです。
そんな彼を見た地元の少年サッカーチームの監督が、「お金は要らないから、この子をウチのチームに」と、親御さんに掛け合った時から彼のサッカー人生は始まりました。
好きなモノやコトに、子供の頃に出会い、運にも恵まれたからスター選手になれたし、だからこそ「楽しむ」・・なんて言葉がモットーになる。
・・・若い頃なら、そう解釈していたと思います。
しかし、今の私には小野さんの「楽しむ」という言葉が、とても深く響きました。
彼は、世界のトップスターになれる程の才能を持ちながらも、そうなれませんでした。
彼自身も世界のトップチームでプレイする事を夢みていました。
しかし、「これから」という時に、醜いファウルを受け、大きな怪我を負ってしまった事が原因で、彼のプレイも、キャリアプランも変わる事となり、彼の思い描いた通りにはなりませんでした。日本代表でも、もっと活躍出来た筈なのに、そうはなりませんでした。
彼のサッカー人生には、挫折と怪我がつきものでした。
しかし、彼は44歳まで現役を続け、日本のトップリーグで幕を閉じました。
深く落ち込み、苦しんだ時期は幾度となく彼にも存在したと思います。
そんな彼が「楽しむ」という事を大切にし、引退時もその言葉を何度も口にしていました。
彼の「楽しむ」には、とても重みと説得力を感じます。
話は変わりますが、最近気にになっている「量子力学」という学問の分野があります。
原子、粒子、電子といったミクロの世界の物理運動を研究する最先端の学問です。
この学問と「引き寄せの法則」を結びつけた「自己啓発本」が結構でています。
そういう本を読むと、「ネガティブ」とか「マイナス」な思考時には、「フォトン」と言われる「光子」の波動が減少しているそうです。しかし、「ポジティブ」とか「プラス」な思考時は「光子」の波動は激しくなり、量子運動が活発になります。そのフォトンの「波動エネルギー」が現実世界に影響を与える様になるので、自分の想いを実現させる事象を引き寄せる・・・という様な事が書かれています。
詳しい理屈は、その類の本を読んで頂ければと思うのですが、要は、「良い波動が良い結果を生む」→「思考は実現する」・・という精神論的な考えには、科学的根拠があるという事が解ってきているのです。
同じ事をやっても「どうせダメだろう」と思ってやる事と、「きっと上手くいく」と思ってやる事では、起こる現象(=結果)が変わってくる。
人間のみでなく、この世の全てを形成するミクロの世界の話なので、非常に興味深いです。
前述した小野伸二さんは潜在意識のなかで、どんな時も「良質な波動」エネルギーを放出できるマインドを持っている方なんだろうと思います。
だから「楽しむ」事の大切さを解ってるんだろうと思うのです。「楽しんでる」状態はポジティブだしプラスでしかありませんからね。
では、「楽しむ」ってなんだろう・・・と考えると、「笑顔」や「感謝」じゃないかなと思うのです。
しかし、人間は弱い。特に私の様な「ヘタレ」は直ぐに落ち込むし、ネガティブになる。。
どうやっても「笑えない」時もありますし、「ありがとう」と言えない状況もあります。
そういう時は、きっと「笑える時が来る」と信じ、自分を生かしてくれる全てに「感謝」するのが良いんでしょう。
まるで宗教的な「祈り」の様な話ですが、「万物に神は宿る」・・という日本古来の信仰は、この量子の働きと関係してるのかもしれません。
昔むかしの祖先達は、「全てに感謝し祈りを捧げる」事で、自分を取り巻く環境全体に良質な波動が生まれると「本能的」な感覚で解っていたのでしょう。
私事で恐縮ですが、私には今年21歳になる義理の息子というのが居ます。
3年程前、彼が反抗期真っ只中、私は私で、公私ともに問題を抱え、精神的にパンパンだった頃に、「大喧嘩」をしました。
そこから彼が高校を卒業し、家から出ていく迄、一切会話をしませんでした。
私は「彼が謝罪するまで許す必要はない」と意地を張り、彼は彼で「家を早く出たい、義理の父親なんて関係ない」と思ってたのでしょう。
そんな彼が2年の時を経て、諸所の役所系手続きの為に、現在の生活拠点である大阪から数日間戻ってくる事になりました。
私は「先ず謝ろう」と心に誓いました。
そして彼が帰宅した時、開口一番「ごめんな。大人気なかった。」と伝えました。
彼も「もう子供じゃないから、大丈夫。ごめんなさい。」と言ってくれました。
数年振りに色んな話ができました。親子の、男同士の話を。
考えれば普通の親子喧嘩。長引かせる必要もなかった事柄なのに「意地」や「父親としての尊厳」とかを意識して、「素直」になるまでに3年もかかりました。彼と私だけでなく妻や娘といった周りの人間にも影響を及ぼす負の感情が起こした事象。ネガティブからポジティブへ事象を変えていくまでに3年もかかってしまいました。
またまた話は変わりますが、あるクライアントの話です。
古くからの知合いで、割と大きめの会社の管理職をやっている方なんですが、恐ろしくポジティブな人間で、不思議なほど落ち込まない。
私なら「もうダメかも」とか「会社辞めよう」と思う様な事でも捉え方が全然違う。
その結果、ミラクルとしか思えない事を起こします。
私は営業面の戦略や、具体的な施策、アプローチのコーチングをしているのですが、
時折、「それやったらアウト!」という様な失態を営業活動で起こします。
しかし、それでも、なにかしらの良い結果がついてくる。
彼は多少しくじったり、周りから「駄目出し」されたとしても、心から上手く行くと信じてるから、何らかの良い結果を残せてるんだと思います。
そして、他責に絶対にしないというのも彼の特徴です。
「部下の失敗も全て自分が責任背負うというのが、俺の唯一の良い所だ」と彼は言います。
彼も小野伸二さんと一緒で潜在意識レベルで「良質な波動エネルギー」を発する事が出来てる人なんだと思うのです。
私は、ネガティブ思考に向かいガチな人間ですから、悪い方へ物事を考えてしまう傾向が強い。彼らの様に、潜在意識レベルのポジティブさを持ち合わせているとは言えません。
なので、意識して変えていく必要があると思ってます。
「笑顔」と「感謝」。
これからの日々、それを忘れない様にしたいと思うのです。
昨年、小野伸二さんの引退をきっかけに、個人的キーワードとなった「楽しむ」という言葉。2024年は大いに意識して過ごしたいと思っています。






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